「左右」がない!? 1語に込めた世界観が凄すぎる!最近知って「へぇ〜!」と感動した2つの面白い言語

皆さんは、外国の言葉の仕組みを知って「へぇ〜!」と目から鱗が落ちるような経験をしたことはありますか?
私は最近、世界の言語について調べる機会があったのですが、人間の思考や文化がそのまま形になったような、最高に面白い2つの言語に出会いました。「これは誰かに話したい!」と思ったので、今回はブログでご紹介します。
言葉の数だけ世界の見方がある。そんなワクワクする雑学を、ぜひ楽しんでいってください!

1. 左右の概念がない!?常に方角で話す「グーグ・イミディル語」
まず最初にご紹介するのは、オーストラリアの先住民族アボリジニのコミュニティで話されている「グーグ・イミディル語」です。
この言語の何が凄いかというと、私たちの日常に当たり前にある「右」や「左」という言葉が存在しないのです。
空間をすべて「東西南北」で捉える
じゃあ、どうやって位置を説明するのかというと、すべて「東・西・南・北」の絶対的な方角を使います。
例えば、机の上のコップを取ってほしいとき、私たちは「君の右手側にあるコップを取って」と言いますよね。でも、グーグ・イミディル語ではこうなります。
「君の北側にあるコップを取って」
もし自分の体の一部を説明するときも同じです。「左足が痛い」ではなく、「私の南側の足が痛い」と言うそうです。自分がどっちを向いているかによって、痛い足の方角が変わるなんて、ちょっと混乱してしまいそうですよね。
驚異的な体内コンパス
この言語を話す人々は、家の中にいようが、見知らぬ森の中にいようが、常に自分がどの方角を向いているかを完璧に把握しています。幼い頃から「方角」を意識して言葉を発しているため、脳に超高性能なGPSが組み込まれているような状態なのだとか。
言語が人間の空間認識能力をここまで変化させるなんて、人間の脳の神秘を感じずにはいられません。
2. 翻訳不可能!雪の情景を1語で表す「サーミ語」
2つ目は、北欧のラップランド地域で話されている「サーミ語」です。この言語は、雪や自然に関する表現が異常なほど細分化されていることで知られています。
その中でも、私が思わず「美しい!」と感動してしまった単語があります。
「ムーアカ(muarka)」という1語の魔法
サーミ語には、「ムーアカ(muarka)」という言葉があります。
これ、日本語に一言で翻訳することができません。どんな意味かというと……
「まだ一度も誰も歩いておらず、足跡が一つもついていない、まっさらで綺麗な新雪のきらめき」
という情景を、たったの1語で表す単語なのです。
自然と共にある暮らしから生まれた言葉
雪国に暮らす彼らにとって、雪は生きるための大切な環境そのものです。だからこそ、新雪の美しさや状態を、それ専用の1つの単語として大切に扱ってきたのですね。
他にも「トナカイの角の形」を表すためだけの単語が何十種類もあったりします。その土地の文化や暮らしが、そのまま言葉のグラデーションになっているのを知ると、胸がじんと熱くなります。
言葉を知ることは、誰かの世界を覗くこと
今回は、空間の捉え方が変わる「グーグ・イミディル語」と、情景が目に浮かぶ「サーミ語」の2つをご紹介しました。
私たちが普段何気なく使っている日本語も、海外の人から見れば「『木漏れ日』って1語で表せるの!?」「『いただきます』の精神が素敵!」と、たくさんの「へぇ〜!」に溢れているのかもしれません。
言葉は単なる道具ではなく、その言葉を使う人々が「世界をどう見ているか」のレンズそのものなんだな、と深く実感しました。
皆さんが最近「へぇ〜!」と思った雑学や、面白い言葉はありますか?ぜひコメントなどで教えてくださいね!







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