【あなたは大丈夫?】実は意味が「逆」な日本語クイズ!勘違いしやすい言葉3選
- ゴーディー

- 6月27日
- 読了時間: 4分
普段、私たちが何気なく使っている日本語。実は、「本来の意味とは真逆の意味」で世間に広まってしまっている言葉がいくつもあることをご存知でしょうか?
よかれと思って使った言葉が、相手に全く違う意味で伝わっていたり、知らずに失礼な表現になっていたりすることも……。
今回は、そんな「実は意味が逆な日本語クイズ」を3問用意しました。あなたは何問正解できるか、ぜひチャレンジしてみてください!

第1問:「慇懃無礼(いんぎんぶれい)」
まずは、ビジネスシーンでも耳にすることがあるこの四字熟語です。
【問題】
ある部下の態度について、上司が「彼は慇懃無礼だな」と言いました。この上司の意図として正しいのはどちらでしょう?
A: 礼儀正しくて、非常に素晴らしい態度だ
B: 丁寧すぎて、かえって無礼(嫌み)に感じる
【正解と解説】
正解は B:丁寧すぎて、かえって無礼に感じる です。
「慇懃(いんぎん)」とは、非常に礼儀正しく丁寧な様子を指します。しかし、それが度を過ぎてしまうと「心のこもっていない、うわべだけの態度」や「相手をバカにしているような態度」に見えてしまいますよね。
「無礼な態度」そのものを指すのではなく、「表面上はめちゃくちゃ丁寧なのに、本心では見下しているように感じられて不快だ」という逆説的な意味を持つ言葉です。褒め言葉ではないので、使う際には注意しましょう。
第2問:「情けは人の為ならず」
続いては、有名な日本のことわざからの出題です。
【問題】
「情けは人の為ならず」の正しい意味はどちらでしょう?
A: 人に情けをかける(優しくする)のは、その人のためにならないから、厳しく接するべきだ。
B: 人に情けをかけるのは、巡り巡って最終的に自分に良い報いが返ってくるから、人には親切にするべきだ。
【正解と解説】
正解は B:最終的に自分のためになるから、人には親切にするべきだ です。
文化庁の世論調査でも、半数以上の人が「A(甘やかすのは本人のためにならない)」の意味だと誤解していることが分かっています。「人の為ならず」の「ならず」は、「~ではない」という意味。つまり「他人のためにやっているのではない(=自分のためにやっているのだ)」という意味になります。
「冷たい突き放しの言葉」ではなく、本来は「どんどん人に親切にしよう!」という超ポジティブな言葉なのです。
第3問:「役不足(やくぶそく)」
最後は、仕事の役割やポジションを巡るこちらの言葉です。
【問題】
上司から重要なプロジェクトのリーダーに指名されたとき、「私には荷が重すぎます」と謙遜して断りたい場合、どちらの表現が正しいでしょう?
A: 「私には役不足です」
B: 「私には力不足です」
【正解と解説】
正解は B:「力不足です」 です。
もしここで「役不足です」と言ってしまうと、本来の意味としては「自分の高い能力に対して、この役職は軽すぎる(もっと上の役職をくれ)」という、超大柄な態度になってしまいます!
役不足: 与えられた「役(仕事)」が、自分の実力に対して「不足」している
力不足: 与えられた仕事に対して、自分の「実力(力)」が「不足」している
完全に意味が「逆」になってしまうため、ビジネスシーンでの誤用は命取りになりかねません。謙遜したいときは必ず「力不足」を使いましょう。
なぜ日本語の意味は「逆」になってしまうのか?
クイズの結果はいかがでしたか? 全問正解できた方は素晴らしい日本語マスターです!
それにしても、なぜこれほどまでに真逆の意味で覚えている人が多いのでしょうか。その原因の一つは「言葉の響きや漢字から受ける印象」にあります。
例えば「情けは人の為ならず」の「ならず」を「〜してはいけない」という禁止のニュアンスで脳内変換してしまったり、「役不足」を「役職をこなすための何かが不足している」と直感的に解釈してしまったりするケースが後を絶ちません。
言葉は時代とともに変化するものですが、ビジネスやフォーマルな場では、本来の意味を知っておくことが信頼につながります。
言葉の裏にある「本当の意味」を楽しもう
日本語には、今回ご紹介した言葉以外にも、まだまだ面白い「逆転現象」が隠されています。
誤用を恐れすぎる必要はありませんが、「実はこういう意味なんだよ」と知っているだけで、読書や会話が少しだけ深くなりますよね。
身近な人がもし間違えて使っていても、責めずに「実はね……」と豆知識として教えてあげると、会話のネタとして盛り上がるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!







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