【カオス】日本語の「同音異義語」がもはやクイズな件。耳だけでは理解不能?
- ゴーディー

- 7月17日
- 読了時間: 4分
みなさんは「日本語って難しすぎない?」と思ったことはありませんか?
私たちは普段、当たり前のように日本語を話していますが、客観的に見ると日本の言語環境はかなりカオスです。その最たる原因が「同音異義語(どうおんいぎご)」。
「音はまったく同じなのに、意味が全然違う言葉」のことですが、これがもう、文脈や漢字がないともはやクイズレベルで理解不能。今回は、耳だけでは処理が追いつかない日本語のカオスすぎる同音異義語の世界をご紹介します!

1. イントネーションの限界突破!「すもももももももものうち」の罠
まずは誰もが知っている早口言葉から。
「すももも桃も桃のうち」
これ、文字で見れば「すもも(李)も、桃(ピーチ)も、桃の仲間だよ」とすぐに分かりますよね。
しかし、これを完全にフラットな一本調子で、音声だけで聞かされたらどうでしょう。
「すもももももももものうち……え、今『も』って何回言った?」
脳内がゲシュタルト崩壊を起こします。日本語には「高低アクセント(イントネーション)」があるため、ある程度は耳で聞き分けられます。しかし、早口や日常会話のテンポで言われると、耳からの情報だけでは一瞬「え?」とフリーズしてしまうのが日本語の恐ろしいところです。
2. ビジネスシーンで大混乱!「コウセイ」のゲシュタルト崩壊
続いては、大人がリアルに頭を抱えるビジネスや日常の「コウセイ」問題です。
もし上司や同僚から、口頭で「今回のプロジェクト、コウセイをしっかり頼むよ」と言われたら、あなたは何を思い浮かべますか?
実は「コウセイ」という響きには、これだけの漢字が存在します。
構成:全体の組み立て(資料の構成)
校正:文字の誤りを正す(文章の校正)
厚生:生活を豊かにする(厚生労働省、福利厚生)
公正:公平で正しいこと(公正な取引)
更生:生き方を改める(非行少年の更生)
「資料の組み立て(構成)」を変えればいいのか、「文字のミス(校正)」を直せばいいのか。耳だけで聞いて、前後の文脈を1秒以内に判断しないと、まったく違う作業をしてしまう危険性があります。
もし「来週からコウセイ施設に行ってね」なんて言われたら、それが「福利厚生の整った保養所」なのか「更生施設」なのかで、人生のルートが大きく変わってしまいますよね。
3. 会話がストップする「貴社の記者と汽車で帰社」
日本語の同音異義語のヤバさを凝縮した、有名な例文があります。
「貴社の記者が汽車で帰社した」
すべて「キシャ」です。声に出して読むと「キシャのキシャがキシャでキシャした」になります。もはや呪文か、太鼓のリズム。
現代では「汽車」に乗ることは滅多にありませんが、これをもし電話越しに早口で言われたら、脳の処理メーターは一瞬で振り切れます。
他にも、
「市立(しりつ)」と「私立(しりつ)」
という、音だけでは絶対に区別できない最強のトラップもあります。そのため、私たちはわざわざ「いちりつ」「わたくしりつ」と言い換えて自衛しているのが現状です。耳だけで理解させることを、日本語自身が諦めている証拠とも言えます。
4. なぜ日本語はこんなにカオスになったのか?
なぜ、これほどまでに同音異義語が増えてしまったのでしょうか。理由は大きく2つあります。
母音が5つしかない:日本語は「あ・い・う・え・お」の5つの母音しかありません。英語のように豊富な音の組み合わせができないため、どうしても同じ音の単語が増えます。
漢字の「音読み」のせい:中国から大量の漢字を輸入した際、もともと違う発音だった中国語の音を、少ない日本語の音(音読み)に無理やり当てはめました。その結果、同じ音の漢字が大量に爆誕したのです。
つまり、日本語は「漢字(視覚)」があることを前提に進化したシステムなのです。だからこそ、耳(聴覚)だけで理解しようとすると、バグが起きてクイズのようになってしまいます。
だからこそ、日本語は面白い!
音声だけでは理解不能になる日本語の同音異義語。
一見すると「欠陥では?」と思ってしまうほどカオスですが、裏を返せば、「漢字一文字で膨大な意味を表現できる、超ハイテクな言語」とも言えます。
同音異義語を使ったダジャレや、お笑いの「勘違いコント」が成立するのも、このカオスな特徴があるからこそ。
もし次に耳だけで意味が分からなくなったら、心の中で「出たな、日本語クイズ!」と楽しんでみてください。







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